デスクワーク10時間!謎の腕の痺れと股関節の痛みはどうする?札幌の琴似整骨院の場合
今回は実際に当院に来られた、「デスクワーク10時間!謎の腕の痺れと股関節の痛み」で困っていた男性の症例です。
2ヶ月前から何となく腕のだるさや痺れを感じていたようで他院で治療を受けてこられましたが、改善がなく来院されました。
琴似整骨院では、新規の方には何が悪くて症状が出ているのかを知って頂くために、ある程度手順を決めて行います。
問診(カウンセリング)
実はものすごく大切です。
患者様も気付いていない生活習慣やお仕事での姿勢、栄養状態や睡眠の質など、「現在の症状」に繋がる原因が隠れていたりします。
もちろん、一つだけではないのですが治療計画を立てる為にはかなり詳細まで聞いていく必要があります。
因みにこの問診はとても臨床経験が必要になります。
患者様の訴えを聴き取る力と、患者様が気付いていない事を質問していく力の両方がカギです。
検査
問診から得られた情報と、実際にお身体に現われている症状を細かく確かめていきます。
主に、徒手検査(神経的な問題はないか?骨の問題はないか?靱帯や半月板や腱板に損傷はないか?等)と動作検査(どの様に動かしたら痛いか?痺れが強くなるか?等)を行い
それらを合わせ、更に電気を用いた検査(ハイボルト検査)でどこが悪くて、どこに治療をすると良くなっていくかを決めていきます。
すぐに治療に入らないのは、やみくもに治療するよりも狙いを定め進める方がお互いの時間を有効に使えるからです。
治療
手技(しゅぎ)と呼ばれるマッサージやストレッチ、その他手を当てて施術するものや、電気治療、鍼灸治療、矯正治療など検査で分かった治療部位に合わせた
方法をご提案致します。治療方法も大事ではありますが、やはり検査をしてどこに治療をするか?が最も大切かと思います。
でなければ、いくら時間をかけたり回数を来て頂いてもそもそも狙いを外していれば症状の変化は難しいでしょう。
症状のある場所(痛む、しびれる等)=治療をする場所ではありません。
一見関係のなさそうな場所に治療ポイントが隠れている事もあります。
話を戻しますが、タイトルの症状で来られた方は、上記の手順からデスクワーク時の姿勢や運転時の姿勢の悪さが主原因として
神経繊維が引っ張られ、その結果痺れが出ていました。
股関節に関しても座る姿勢により太ももの付け根で筋肉が硬く縮こまっていました。
どちらも無意識でとっていた姿勢に原因がありました。
もちろん原因は一つとは限りません。
ではなぜ姿勢が崩れたのか?
どうすれば良いのか?
これこそ人それぞれなので、症状だけではなく患者様の生活習慣まで考えていかなければなりません。
逆にそこまでしないと良い状態が維持できない場合が多いです。
どこまで治療を望むかはご本人次第ですが、現場で沢山患者様と関わらせて頂いた私たちだからこそ出来る事もあります。
どこに行けばよいか迷っている方はぜひ一度ご連絡お待ちしています!